軍事費
我々は長い間に渡って、膨大な軍事費を空費し続けて来ました。今でも空費し続けています。なぜ世界各国はこれら軍事費を減らして、医療や老人対策、社会施設、食物対策、環境問題等々の真に人間の豊かさの為に使用しましょうと話し合い、実行に移さないのでしょうか。
何故に大衆は、それに腹を立てないで黙っているのか。大衆の生み出した余剰価値を税金という形で集め、その税金を全て人間の助け合い、災害からの復興、仲良く楽しくやるため等にのみ使用するはずである税金(余剰価値)を逆に人間を不幸にし、不安にする方面に使用する事を許しているのでしょうか。この様な指導者を廃止しなければなりません。
これからの戦いは、外国どうしの大衆と大衆が戦うのではなく、各国の大衆は手を携えて、世界各国の指導者、権力者の誤魔化しと戦うべきであります。
豊かさとは、軍事が優れていることではありません。軍事が優れていても我々大衆は少しも豊かには成りません。大衆にとっての豊かさとは、食物が十分にあること、病気になった時、年老いた時に少しも不安のないこと、皆が仲良く不安なく生活できる環境をつくることにあります。
決して銀行の預金額の数字を上げることではありません。銀行の預金額の数字と云うものは実質の無い架空の馬鹿騒ぎでしかなく、人間に果てしの無い競争をさせるための指導者の仕組んだ罠であります。その結果人間は不安にかかり果てしの無い競争を続けることになります。