理論と思想
理論とは個々の人々が生きてきた過程において形成された個々人の思想を頼りに何が真実であるかを判断し、自己はこの世界社会の中にどうあるべき姿で立つかを決定したものであります。
この世界社会の真の在り方をも個々人が十分に理論化する必要があります。
次に、理論とは個々人の一人一人のものであって決して他人には通用しないことを原則としています。したがって人口百人いれば百人の理論が存在することになります。私は百個の理論がなくてはならないと主張するものであります。
すなわち、どんな個人も理論を持つべきであると思います。
理論は永遠不変なものではなくどんどん変わって行くものであります。
上記のことから考えても明らかでありますが、理論は決して他人には強制できるものではありません。
一人の理論はその人一人のものであります。普遍的な理論などはありえません。従って、自分の理論を他人に押し付けてはいけないと思います。